もふもふ

曇り空の寒い土曜日の朝の鳥調査。
先週とあまり変わらない面子が揃います。

人に近づいてくる、目つきの悪いキンクロハジロ。
誰か餌をあげているのかもしれません。

先週もいた、首の下の羽がない、オオバン。
むしり取られたようで、見た目が痛々しいのですが、
本人は元気に餌を探しています。

ボート池のマガモカップル。

お茶の水池のマガモはオス2+メス1。
マガモのメスは地味ですが、よく見ると美しい色合です。

今日のアオサギは水面で餌探し。

陸上で佇むずんぐりゴイサギ。
落ち着いた青と紺の中間のようなきれいな色合い。

顔の半分の白がもふもふしてそうで、触れたくなります。

泥まみれ

大宮かいぼり2日目。
天気に恵まれました。

初日と同様、午前中は一般の人の魚とり。
泥にはまったりしないよう、誘導がかり。

昨日よりも楽に水門までたどり着けます。
魚やエビは水門近くに寄ってきているので、取り放題です。

網がなくても、この通り。


午後は関係者だけで魚とり。
昨日も踏み入れていない、反対側の水たまりエリア。

一見、浅く動きやすく見えるのですが、水が腰近くまである上に、
泥が場所によって深く、一か所に留まっていると、どんどん泥にはまっていきます。

泥に沈む前に動かないといけないのですが、結構体力を消耗します。

フナらしき魚が足にぶつかるのですが、これだけ水があるとスピードが速く
網を入れても到底かないません。

アカミミガメが水面に顔を出して呼吸をするのが見えるのですが、
彼らも泳ぐのが速いので、近づくとすぐに姿を消します。

仕方なく、泥を踏んで潜っているアカミミを足で探し出し、何とか1匹ゲット。

ばらばらでは何も捕まえられないので、列を組んで追い込み。
ただ、列に並ぶのも泥にはまりながらなので、結構大変です。

何とか数匹のフナとアカミミをゲット。
ただ後片付けがあるので、タイムアップ。

泥にまみれた道具と胴長を洗い、2日間の作業終了。

明日の朝はちょっと筋肉痛かな。

泥作業

午後はスタッフのみの作業。

二手に分かれて、魚とりと澪筋つくり。
午前中と違う場所での魚とりです。

水はそれほど深くないものの、泥ははまりやすく、
歩くだけで疲れます。

大きな魚はギンブナ多数と

若干の鯉。

この池は3月まで干し上げ。
この水たまりは水門から離れた場所なので、水門への澪筋を作って、水を抜きます。
かいぼりにはつきものの泥作業です。

泥を掘る道具は、澪筋掘り部隊が持って行っているので、
タライで進む、獣道方式。
それほど深くないので、はまることはありませんが、体力を使います。

獲れた生き物の展示。
外来種がいないので、割と平和な感じ。

午後の作業は割と早めに終了。

大搔掘まつり

文化の日は朝から大宮へ。
大宮公園の舟遊池のかいぼりのお手伝いです。

舟遊池は水門があるので、ポンプを使わなくても水が抜けます。
池底は割と平で、水たまりも少なめです。

埼玉県が力を入れているようで、企業もブースを出しています。
大宮アルディージャのマスコットキャラクターも参加しています。

大宮かいぼりのために集められたボランティアリーダー中心に運営されています。
午前中は一般参加者の魚とり。

これだけ広い池なのに外来魚はほとんどおらず、特にブルーギル、ブラックバスが全くいません。
モツゴ、スジエビが大量にとれます。

入ったところから少し進むと泥が深くなり、足を取られます。
ちょっと沖にいくと、浅くなっているので、小さい子はタライ輸送。

一般参加者のサポートをしながら、魚のチェック。
浅場に追い込んで、フナをチェック。

一般参加者のサポートをしながら、魚のチェック。
浅場に追い込んで、フナをチェック。。

水門の近くに水がたまり、水門沿いにギンブナが追い込まれています。

最初は恐る恐るだった子供たちも、魚を取り始めると大胆に。
天気が良かったので、寒さは感じません。

子供たちがとったナマズ。
黄色っぽく、大きなサイズです。

ごみもあまりなく、きれいな池でした。
引き上げられた自転車も1台くらいしか見かけません。

途中から水を抜き、泥の粘着力が高かったのですが、
意外とはまる人も少なく、優秀でした。

ザリパ

溜池の周りには人家も少なく、ごみが少なく、きれいな水です。
泥もさらりとしています。

採ったザリガニの大きなものを選んで、きれいに洗ってお湯の中へ。
あっという間にいい色に。

色鮮やかなザリガニ山。

こちらは炒めスジエビ。


ザリガニは、食べるところは少なく、身もちょっとすかすか。
スジエビの方が味もよくついて、おいしく頂けました。

日差しがきもちいい野外のザリガニパーティー。

このあたりはあちこちに溜池があります。

湖のように大きなため池。
透明度もよく、夏には泳ぐ人もいるようです。

山に囲まれ、人気もない、静かな場所。
斜面が水に落ちこみ、ちょっと閉塞感を感じるので、どちらかといえば苦手です。

ザリひろい

10/15の土曜日。
いい天気になりました。

ちょっと遠出の溜池かいぼり。
秋空の斜面を上がっていきます。

斜面の向こうは、水を抜いた溜池。
溜池なので、池底は凸凹は少なく、きれいに水が抜けています。

残っていた水も水門を開くと、見る見るうちに水が抜けていきます。

水の中にいるのは、この3種。
白いスジエビ、ウシガエルおたまに、アメザリ。

ウシガエルはおたまだけではなく、親も数匹。

水が抜けると、泥の粘りが増して、はまりやすくなります。

泥の中でアピールするアメザリ。
(アピールではなく、威嚇ですね。)

サイズは小ぶり。
泥にはまりながら、さくさくアメザリ拾い。

拾うのは簡単なのですが、泥にはまるので、
動くのが大変です。

いきものたち


当日は生き物とりはなかったのですが、
仕掛けに入った生き物を展示。

立派なウナギ2匹に、巨大なドブガイ。

クロベンケイガニは岸に穴を掘っていて、たまに出てきます。

ただ、生き物は全体的に少な目。
普通は泥水の中で飛び跳ねている小魚やエビがいるのですが、
あまり見かけません。

アカミミ1匹。

新しい布ポスター。

環境省のアメリカザリガニ拡散防止PR 第2弾。

わかりやすい解説です。

泥洗いは綾瀬川の水。

河原で水切り。

ビオトープの歴史と、大曾根の歴史を説明した看板。


暴力性が印象的な民話「蛇橋」。

蛇は恨みをもった人の化身です。

どろゲーム

文化の日は、大曾根ビオトープのかいぼり。

大曾根ビオトープは綾瀬川とつながった池を整備したところで、貴重な葦原エリア。
だんだん泥がたまって、浅くなってきたので、再び水深を深くして、
水をきれいに、生き物を増やすために、泥を掻き出します。

開始前。

これから2時間後が干潮のピーク。それまでに、手前の泥をけずり、
奥の池から水が流れるように澪筋を掘ります。

持ち物はスコップと鋤簾。
鋤簾は鬼ブランド。

泥は深いところは腰まで。
腰までつかると、移動するのが結構大変です。

少し浅いところで、鋤簾を振って、澪筋作り。
奥の池から泥水が流れるように、筋を作ります。

陸からは、鉄のとげとげした塊を引っ張って、溝作り。
掘る場所をくっきりとつけてくれるので、その周りの筋を広げます。

とりあえず澪筋完成。
より深く、しっかりした筋にするために、たらいをもって泥水を押し流します。
まだきっちりとした筋ではないので、進むだけでも体力を使います。

足を取られると、泥にはまって動けなくなります。

何度か往復して、ようやく通れるようになった後は人海戦術。

列になって、たらいを抱えて泥水を押し流しながら進みます。

ただ、まったく知らない人が見ると、結構シュールな光景です。

いい大人がたらいを持って、もくもくと泥の中を一列に行進。

何が目的なのか、

それとも、罰ゲームなのか。

PS2

2日目の魚とり。
昨日張った張り網付近にうろつくオオバン。

下流に向かって追い込みます。

まだ残っていたコイ、フナ、ゲンゴロウブナ、バス、ギル。

バスは少な目、ギルはいろんなサイズが結構います。
ただ、コイやゲンゴロウブナは、大型個体しかおらず、繁殖は成功していなさそうです。
ギンブナは小型サイズも、たまにいます。

暖かかった土曜日とは打って変わって、どんよりとして寒い冬空。
前日使っがグローブの中が湿って、指が冷たくかじかみます。

午後は水があまり引かないので1時間だけやって、早めに切り上げ。

干上がった池底には、自転車、原付、三輪車がちらほら。
住宅街の池なので、井の頭池よりはずっと少ないですが。

PS2発見。

機械仕掛け

土曜日は暖かくなりました。
昨日、今日と石神井公園のかいぼり。

コロナなので、一般参加はなし。
経験者のみの参加で、まずは魚とり。

午前中は中の島の下流。
石神井公園は水田だったところをせき止めて作った池。

池底の柔らかいところと固いところが不連続で、
割と固い池底だと安心して歩ていたら、いきなり深い泥にはまる
という結構歩きにくい池です。

大きな魚は鯉、鯉、ゲンゴロウブナにギンブナ。

ブラックバスはあまり多くありません。

天気よく、暖かいので、水の冷たさもあまり感じません。

動かないカモかと思ったら、

機械仕掛けでした。

下流はまだ水が広がり抜けていません。
ただ水深は浅く、大きな魚にはちょっと辛いところ。

浅いところはギンブナ、ギンブナ、ギンブナ。

久し振りに大きな網を振るいました。

生き物堪能

和田堀のかいぼり。


生き物シリーズ。

前回のかいぼり、その後の浚渫でいないはずのブルーギル。

今年生まれの子供がたくさん獲れました。

中間サイズはいないので、今年親が放された可能性が高そうです。

水でばたばたしていたアカネ。

一生懸命泥の水面でもがいていました。
羽が年期が入っています。

帽子に乗せて羽を乾燥。
作業中もずっと帽子に乗ったままでした。

数匹掬ったタナゴ。
綺麗な体色です。

前回は見かけなかったかな。
これも新たに放されたのでしょうか。

錦鯉は水中で見るとド迫力。

数年前はもっと小さい個体だったそうですが、
餌を貰って随分大きくなっています。

泥堪能

土曜日は今年最初で最後のかいぼり参加となる、和田堀池のかいぼり。
3年前にやったかいぼりの時は、外来魚が多数獲れました。
そのあと浚渫もしたので、今回はよく水が抜けています。

水が残っているところには、鯉がうろうろ。

ここは泥が浅いので、沈む心配がなく楽ですがちょっと物足りない感じ。

鯉や鮒はあっという間にいなくなりました。
1匹、白いドイツ鯉ゲット。

きれいで立派な鯉ばかり。
前回のかいぼりの後、放流されたようです。

前回うじゃうじゃいた、ちびヘラブナは姿をみせず。
ミシシッピは1匹泥の中から掘り出しました。

午前中で結構掬ったので、午後はちょっとだけ。

まだ紅葉が楽しめました。


丸池かいぼり

丸山公園は割と細長い池です。
池底の泥はあまり深くないので、はまる心配はあまりありません。

午前中は一日魚とりのボランティアの魚とり。

午後は、関係者での魚とり。

ハクレン以外にも、外来種多数。
ギルは小中大と勢揃い。
ただここにはバスがいないので、モツゴも沢山います。

巨大なアオウオに冬眠中のアカミミ。

ナマズは1匹だけ。

日本人離れ

週末は日曜日もほぼ一日曇天の寒い一日。

埼玉は上尾丸山公園のかいぼりのお手伝い。
大きな池なのですが、そこに沢山いる大きなハクレン。

水を抜いて、水深が浅いところでは、ちょっと元気がないので、
手で触れます。

どうみても精悍にあ見えない顔つき。

網で掬うと盥からはみ出ます。

獲れるのは、大きな同じサイズの個体ばかり。
同時期に入れられて大きくなったようです。

どうみても精悍にあ見えない、憎めない顔つき。
あまり日本では見かけない顔です。

口のほぼ横から下についている眼。

これが日本人離れしている(人じゃないけど)理由かもしれません。

 

 

デカバス

昨日は八王子長池公園の長池のかいぼり。
準備の時は参加出来なかったので、当日のみの参加でした。

排水はしているものの、流れてくるので、水が結構溜まっています。
一番深い釜場は池の真ん中のようです。

ここはアライグマが住んでいて、泥には足跡が。

午前中は一般参加。
水が多く、泥が深くてなかなか入れません。

一般参加者のサポートをしていたのですが、なかなか魚が
獲れないので、展示用にちょっと網を活用。

大きなバス。

午前中はデカバス5匹。

午後はサポートしている団体で魚とり。
まだ残っていたデカバス。

朝からポンプを動かしていたので、午後はもう少し水が抜け、
ギルがよく獲れました。大きなバスは午前中の方が多かったかな。

アカミミは2匹。残念ながら在来はヨシノボリ数匹。

胴長が破れたので、体中泥の臭い。
下着まで泥だらけ。

久し振りの泥遊びの一日。

 

どろ遊び

来週から、湛水の井の頭池。
今週末は最後の池底ツアーです。

今回のかいぼり期間中は雨も少なく、よく干せました。

午前中はボート池のごみ拾い。
ボート池は泥が深いので、油断しているとすぐにはまります。

ボート乗り場の下は泥も深く、ゴミも沢山残っています。

懐かしのコーラ瓶も出てきました。

澪筋の中は大丈夫ですが、そこまで行くのが一苦労。

膝まで嵌ると、なかなか抜けなくなります。

泥の中で見つけた久々のアメザリ。

いい運動になります。

自転車掘り出し

先週の土曜日はゴミ拾い。

七井橋の上流側。

いい感じでひび割れています。

七井橋下流側は一番泥が深いところ。

これでもかなり水がなくなりました。
ただ水がなくなっただけに泥の粘着度が上がり、
泥にはまりやすくなります。

七井橋の下流側で掘り出した自転車

泥の中で足に当たったものを探ってみると、サドルでした。
そこから5人がかりで掘り出しました。

最初のかいぼりの時から泥の中に埋もれていたのでしょう。
2回目のかいぼりの時に掘り出した自転車は一部が泥の上に出ていたのですが、
今回は完全に沈んでいました。

橋の下を掘ると、まだケータイが出てきました。

ストレートタイプ、2つ折りのガラケーから、iPhoneまで。
ケータイの進化の歴史です。

土木作業

昨日は井の頭池の最後の魚とり。

今回のかいぼりは1月13日、14日の後の魚とりは平日ばかりで
参加出来ませんでした。

昨日が最後の魚とりの日で、週末だったのですが、残念ながら
午前中は仕事で、午後からの参加。

午前中はポンプを追加してようやく水が引いたボート池で、
多くのコイ、フナ、ナマズが獲れたようです。

しかし、午後は魚はほとんどおらず、澪筋掘りの土木作業メイン。

ボート池もいい感じに水が抜けています。

ボート池のど真ん中の水が流れているところは下が固い粘土層。

ただ、水が流れていない部分は、ずぶずぶと泥遊びが楽しめます。

これから後は干すだけです。