黒赤対決

土曜日はよく晴れました。
青空の国立競技場。

続々と人が詰めかけます。
ラグビー日本代表のNZとのテストマッチ。

競技場の前はあちこちブースが出ていて、人でいっぱい。
マスクは皆していますが、コロナ以前の賑わいが戻りました。

座席は北側のポスト裏。

日差しがよくあたるまぶしい席です。

日本代表側で、練習がよく見えます。
背が高いので、いつでもよく目立つワーナー・ディアンズ。

キックオフは2時50分。
選手入場。

赤と白の桜のジャージは華やかです。

NZ側の正面なので、ハカがよく見えるかと思ったら、
席が低くて、日本代表とバーの間で少しだけ。

スクリーンに大きく映し出されるハカ。
声がよく響きます。

ハカも終わって、
さあ、キックオフ

秋雲

いつの間にかひんやりとする日が続き、冬物を早く出さないと、と思う毎日。
あちこちで、ちょっとずつ紅葉しています。

薄の原っぱがある野川公園。
ちょっと刈られて狭くなっていましたが、背の高い薄は健在。

調布飛行場が近いので、飛行機もよく見かけます。

雲も秋。

お休み中

日曜日は月に1度の土木作業の日。
土木作業ではなく、保全作業なのですが、
大抵は、土を掘ったり運んだりの土木作業です。

2班に分かれて、外来草本の引き抜きと、土掘り。
土砂を含んだ雨水が直接池に入り込まないように、池つくり。

シャベルで地面を掘って、スノーボードに入れて斜面に運びます。
体力つくりには最適です。

土の中から出てきたちびっこ。
2-3年目くらいでしょうか。
あまり見たことのない年齢のセミの幼虫。

目が真っ白で不思議な感じ。

こちらも同じくらいのサイズ。
掘り出してごめんなさい。

お休みのところ、という訳ではなく、土の中で成長している途中ですね。

こちらはこれからお休みにはいろうかというところのアズマヒキガエル。
ちょっと憮然とした表情です。

柳の浅場に集合したギンブナ。
近くでカイツブリが潜っていたので、追い詰められたのかもしれません。

水深10cmあまりの場所なので、泳ぐと水が濁り、息苦しくなります。

しばらく、浅場にいたのですが、
座礁せず、なんとか立ち去り一安心。

魅力的な爪

土曜日は月に1度のモニタリング。
前日に張った張網。
これがうまく張れていないと、魚は入りません。

今回は魚のサイズも計測。
モツゴ軍団。

単独ウキゴリ。

夏は池一面に繁茂していたコカナダモは随分減りました。
ただ、水中ではまだ元気。

水温が低くなったので、天気が悪いと体がよく冷えます。
来月になると、徐々に今年も店仕舞い。
罠を引き上げ、春までお休み。

ちょっと減ってきましたが、まだまだ獲れるアメザリ。

こいつは、爪の大きさ、バランス、色がとてもいい個体。
この色とてもとても魅力的です。

2回目

今年も2回目の金木犀が咲き始めています。
久しぶりの平日ジョギング。
夏は朝も暑いし、日の出も早いので起きられず、
涼しくなると、よく寝られるので、また朝起きられず。

最近は意思が言い訳に負け続けているので、なかなか朝早く走れません。

小金井公園の金木犀も2度目の花が満開近く。

コスモスはそろそろ見納めです。

先日結果が返ってきた年に1度の健康診断。
今年は初めてMCVという値がちょっと高め。
よくわからないのですが、貧血に注意が必要なようです。

2年前に200を超えていたγGPTは25と平常値。
2年前は日赤まで行って、追加での検査をいろいろ
受けたのですが、その時は、異常なし。

2年前は健康診断の当日の朝に走ったのがよくなかったのか、
去年、今年とゆっくり寝ていた時には問題なし。

健康診断当日はゆっくり寝ていた方がいいようです。

茶色組

日曜日のザリガニ駆除。
今年のザリガニ駆除活動も、もうそろそろ終わりです。

ザリガニ罠に入るモツゴ。
ザリ罠は池底に設置している(というか単に沈んでいるだけですが)ので、
モツゴが入るということは、モツゴが餌(犬の餌が入っています)につられて
池底の方までうろついているようです。

こいつは勿論池底をうろうろ。
井の頭では、琵琶湖ほどいじめられていませんが、
あまり数は多くありません。

池底組のウキゴリ。
滑っとした感じです。

いつみてもかっこいい手長エビ。

珍しく、2匹もはいっていたイシガメ。
水温が低くなり、冬眠の前に餌をとっているのかもしれません。
こいつも池底組なので、背中は茶色。

目が大きく、宇宙人面。
警戒心がないのか、手に取ると、すぐに手足を出して、
じたばた。

かわいいのはですが、
もっと警戒しろよ、と心配になります。

なまず三昧

琵琶湖と言えば、なんといってもビワコオオナマズ。

博物館のあちこちに飾られ、存在感を示します。

A展示室の魚の進化のエリアの大きな剥製。
頭部が平たく、下あごが突き出ているのが特徴です。

こちらは「おとなのディスカバリーエリア」の鯰絵。
肉厚で、いいサイズの個体です。

同エリアの骨格標本。

ディスカバリーエリアの入り口には背比べオオナマズ。
こちらは1m超えです。

琵琶湖水系にしかいない生き物エリアにも
当然ビワコオオナマズ。

その中でもやはり一番目立ちます。
突き出た迫力のある下顎。


水族展示室入り口のペットボトルで作ったモービルの中にも。

メインの生体展示の前には大きな顔面パネル。

岩礁地帯に住んでいるので、水槽も立体的な岩場を再現。
縄張り意識が強いそうなので、この広い水槽に1匹のみ。
とても贅沢な住環境。
下の岩の真ん中に隠れています。

こっちは子供。
目がズングリとして、普通のナマズよりも
ちょっと違った顔つきです。

売店にもたくさん。
こちらは灰色。

1匹連れて帰りました。
すべすべして手触りがいい、かわいいやつです。

井の頭池の最初のかいぼり。
お茶の水池でとれたビワコオオナマズ。

かなりの巨大サイズでした。
小さいときに放されたのか、大きくなって放されたのか。
井の頭でも主だったのかもしれません。

どじょうの災難

琵琶湖特有の丸木舟。
船体の両脇に半分に割った丸太が取り付けられいる構造です。

琵琶湖は昔から漁業が盛んだったので、様々な漁具があります。

その中で、なぜか多いドジョウの漁具。
群れを成している訳ではないので、特殊化しているのかもしれません。

ドジョウ筌
餌は入れずに、ドジョウが川をさかのぼるときに捕まえられます。

ドジョウふみ
ガサガサの要領で、足で踏んでドジョウを追い出し、捕まえます。

ドジョウ挟み
夜間、寝ているドジョウをきゅっとつかみます。

ドジョウ叩き
夜間、ドジョウをたたいて、針で突き刺します。

昼間は踏んで追い出され、罠を仕掛けられ、
夜はつかんだり、突き刺されたり...

琵琶湖のドジョウは大変です。

びわ博

先週末は久しぶりの早起き。

6時台の新幹線。
新幹線で京都まで。そして新快速で草津駅。
草津駅からバスに揺られて25分。

琵琶湖に突き出た烏丸半島にあるのが琵琶湖博物館です。


烏丸半島には、琵琶湖博物館しかない、贅沢なつくりです。

入館すると、目の前に広がる日本一の琵琶湖。
世界でも珍しい古代湖です。

琵琶湖博物館は、琵琶湖の成り立ちから、古代の象の化石、
琵琶湖周辺の生活、そして生き物まで、と幅広い展示を誇ります。

ツダンスキーゾウの展示はド迫力です。

大きなツダンスキーゾウは半身が骨。
展示も独特です。

琵琶湖の成り立ちも興味深く、また湖の成り立ちの写真も、
琵琶湖とともに、なぜかネパールの写真もあって、一筋縄ではいかない展示です。

これは魚の咽頭歯の展示。
なんてマニアック。

氷期展示には、スギ花粉模型。
みているだけで、ムズムズしそうな巨大花粉です。

象が知られていない時代、象の頭骨化石が竜と信じられ、
琵琶湖のシンボルとなった竜。

竜が琵琶湖の暮らしをナビゲートする展示が続きます。

ザリパ

溜池の周りには人家も少なく、ごみが少なく、きれいな水です。
泥もさらりとしています。

採ったザリガニの大きなものを選んで、きれいに洗ってお湯の中へ。
あっという間にいい色に。

色鮮やかなザリガニ山。

こちらは炒めスジエビ。


ザリガニは、食べるところは少なく、身もちょっとすかすか。
スジエビの方が味もよくついて、おいしく頂けました。

日差しがきもちいい野外のザリガニパーティー。

このあたりはあちこちに溜池があります。

湖のように大きなため池。
透明度もよく、夏には泳ぐ人もいるようです。

山に囲まれ、人気もない、静かな場所。
斜面が水に落ちこみ、ちょっと閉塞感を感じるので、どちらかといえば苦手です。

ザリひろい

10/15の土曜日。
いい天気になりました。

ちょっと遠出の溜池かいぼり。
秋空の斜面を上がっていきます。

斜面の向こうは、水を抜いた溜池。
溜池なので、池底は凸凹は少なく、きれいに水が抜けています。

残っていた水も水門を開くと、見る見るうちに水が抜けていきます。

水の中にいるのは、この3種。
白いスジエビ、ウシガエルおたまに、アメザリ。

ウシガエルはおたまだけではなく、親も数匹。

水が抜けると、泥の粘りが増して、はまりやすくなります。

泥の中でアピールするアメザリ。
(アピールではなく、威嚇ですね。)

サイズは小ぶり。
泥にはまりながら、さくさくアメザリ拾い。

拾うのは簡単なのですが、泥にはまるので、
動くのが大変です。

80周年

井の頭自然文化園は今年で80周年。
象の花子はいなくなりましたが、日本の動物が身近にみられる
こじんまりとした、気持ちのいい動物園です。

入ったところにいた、台に上ってアピールしているヤギ。

人気のモルモット触れ合いコーナーは休止中。
わらわらとした、モルモットは見られます。

ハートのお尻のヤクシカ。

ちょっと離れた水生物園には、水鳥と水辺の生き物。
イノカシラフラスコモも大きく展示されています。

こちらはレースで編まれたイノカシラフラスコモ。
「レースで編む日本のいきもの」の特別展示。

ヤマドリ、タガメ、ミヤコタナゴと並んでの展示。
出世しました。

コスモス

土曜日の午前中はちょっと晴れましたが、日曜日は曇りのち雨。
午前中、わずかな青空。

小金井公園もひまわりはなくなり、コスモスが見ごろです。
満開まではもう少し、といったところでしょうか。

コスモスといえばカマキリのイメージ。
花に来る蝶を狙ったカマキリをよく見かける印象があります。

走っている途中だったので、カマキリ探しは次回に。

ライオン

朝から鳥調査、ザリガニ駆除。
そして午後からはライオンズクラブの人たちの環境保全活動お手伝い。
井の頭池でのコカナダモ駆除です。

ライオンズの人は準備万端、力が入っています。

初めてフローターに乗る人もいますが、上手に乗っています。

ウェットスーツを着て、力が入っている人も。
夏の時期に比べると、随分コカナダモは減りましたが、引き網で
集めると上げるのが大変です。

浮いているのは少なくなりましたが、池底にはたまっています。
ちょっと棒で底を掬うとこの通り。

切れ藻から根がついて増えていくので、底に沈んだやつを
除去しないといけないのですが、ちょっとそれは無理そうです。

ライオンズクラブが挨拶で、他の会員の人を呼んだ時に、名前の後に「ライオン」と
聞こえたので、聞き間違いかな、と思ったのですが、Wikipedia にも、

「会員は自分の名前の前と他の会員の名前の後ろに「ライオン」の呼称をつけて呼び合う」

と記載があり、あれはやっぱりライオンだったんだ、と納得しました。

もし、ラジャ・ライオンが会員になったら、
ライオン・ライオンになるのかと思うと、ちょっと微笑ましいかな。
まあ、ラジャ・ライオンは本名ではないですが。
(ライオンズクライブにも入らないでしょうし。)

ザリガニだらけ

鳥調査の後はザリガニ採り。
遮光籠には在来種がたくさん入ります。

大きなナマズ。
でっぷりとしたお腹に大きな口。
池の中の食物連鎖の頂点でしょうか。

稚魚から、いろいろなサイズが見られるギンブナ。
ちゃんと繁殖しています。

お茶の水池には珍しいモクズガニ。
ボート池の遮光籠にはたまに入ります。

よく育ったウキゴリ。
こいつも口が大きく、肉食系。

数はヌカエビほどではありませんが、スジエビも多くいます。
かっこいい手長はそれほど罠には入りません。

スッポンとイシガメ。
アカミミガメはまだいますが、あまり見かけません。
在来亀の方が多い珍しい池かもしれません。

涼しくなって、さらに数が増えたアメリカザリガニ。

大きく、よく育っています。

爪が大きく、かっこいいザリガニばかりです。

冬鳥はじめました

井の頭池の葉が色づいてきました。
例年、紅葉の見ごろは12月初めくらいなので、
まだまだこれからです。

柿の実も随分大きくなりました。
池側には実がたわわ。陸側から手の届くところには全然ありません。

鳥調査で初めての冬鳥。
ヒドリガモ飛来。

目つきの悪いキンクロハジロも。

帰ったばかりのカイツブリの雛。
今年何度目の子育てでしょうか。

今年も雛が多く生まれ、今は池全体で、約30羽のカイツブリ。

最近ボート池の池尻でよく見かけるカワセミ。

人気者のカワセミ。
カメラを構えた人が必ず周りにいます。

オレンジの円

金曜日は冷え込んで、12月の気候。
ちょっと前までは半袖、短パンだったのに...

久しぶりに平日ジョギング。
どうせ落ちるだろう、と思って申し込んだマラソン大会が当選してしまったので、
ちょっと真面目にやらないと。

1週間前、満開の金木犀の下には、きれいなオレンジ色の円。
落ちた花は香りはしません。

それぞれの木に、それぞれのオレンジの円。

こちらは雨と風で落ちた銀杏。
まだにおいは強くありません。

数多め

10月最初の週末は好天に恵まれました。

日曜日も朝からいい天気です。

日曜日は10月最初のザリガニ駆除の日。
池の上はさわやかです。

公園のベンチで楽器を演奏している人の生演奏を聴きながらの罠上げ。

大量にはいったヌカエビ。
小さいので、ぱっと見は、それほど多い印象はないのですが、
数え始めると大変。100匹以上います。


立派なナマズ。

立派なギンブナ。

在来種はかなり増えていますが、
アメザリは相変わらず。


夏が終わって涼しくなったので、とれる数が増えました。

しかも大きな個体ばかり。
毎週、毎週、数百匹採れるのが不思議です。

全員集合したら、とんてもない光景になりそうです。