まんかい

お彼岸にはまだ半分くらいだったのですが、1週間たつと満開に。

遠くからは、ぼおっと赤く光って見えます。

赤い花には青い空が似合います。

葉はあまりないので、下はすかすか。

人も多め。
と言っても、野川公園なので、若干多い程度です。

久々青空

3連休最後の日曜日はようやく晴れました。
ザリガニ駆除の2週間ぶりです。

久々に入る弁天池。
お茶の水池に比べると、緑が多く水面を覆っていて、
静かでひんやりとした印象です。

弁天池はザリガニ装置を多く設置し、遮光籠は10個のみ。
ザリガニ装置は入り口が小さいので、入るのはザリガニやエビと小さな魚。

遮光籠は入り口が大きいので、亀やザリガニも入ります。
弁財天付近は、前回のかいぼりの時に、補強として蛇篭を設置したので、
石の隙間が多く、ザリガニのいい住宅地になっているのか、
遮光籠1つに29匹も入っている籠もありました。

こちらはかわいいちびスッポン。

ザリガニ装置に入ったウキゴリたち。

ザリガニ装置の目印は、小型ペットボトル。
これを引き上げて、ザリガニ回収。

前回から復活した普及啓発活動。
天気がいいので、来園者も多めです。

置き土産

連休最終日は台風が去り、いい天気になりました。
雨のおかげで、井の頭公園のくみ上げ井戸が溢れ、
公園の一部が水浸しです。

鳥調査ですが、水鳥が少ないので、時間は短め。
冬鳥はまだ来ておらず、カルガモの数も少なめ。
カワセミは最近よく見かけます。

カイツブリも一つがいが抱卵中。
園路からよく見えるところに、卵3つ。

台風の置き土産なのか、陸上のあちこちにアメザリ。
後ずさりしながらの威嚇ポーズ。

叢で息絶えた個体。

陸上で息絶えた個体。

柿も色づいてきました。

復元個体

恐竜の後は哺乳類。
史上最大の陸生哺乳類、パラケラテリウム。
象よりも体高が高く、おなか回りもかなりのボリューム。

象の仲間のプラティベロドン。
特徴的なのはこの顎。
牙よりも長く伸びている顎。

顎が重すぎて絶滅した、と言われているようです。

メイン展示のひとつ、チベットケサイの生体復元。
その名の通り、毛むくじゃらのサイ。
哺乳類の起源がチベットにあったという「アウト・オブ・チベット」説のきっかけとなった動物。

この復元骨格標本のかっこよさ。

会場の中の動画も興味的です。

合体個体

雨の日は博物館。

国立科学博物館は時間指定入場です。

アメリカの探検家、ロイ・チャップマン・アンドリュース中央アジアのゴビ砂漠最初発掘調査から100周年を記念して、という特別展。
会場の入り口に大きく展示されるのは、ツチクジラとイワシクジラの大きな骨格標本。
彼はゴビ砂漠に行く前に日本にいて、鯨調査に来ていたそうです。

そのあとに、ゴビ砂漠の恐竜展示。
トリケラトプスを小さくかわいくした感じのプロトケラトプス。
羊くらいの大きさ。

幼体の頭骨から、色んなサイズが揃っています。

ジュラシックパークで有名になったヴェロキラプトル。
頭の位置が人の腰くらいの大きさ。
映画ではもっと巨大だったと思ったら、映画でモデルとなったのは、
ディノニクスで、当時は同一種だったという説があったようです。

その先には、タルボサウルス。
あれ、どうも、変なシルエット。

タラルルスのズングリ体型とタルボサウルスの頭骨が重なって
妙な恐竜に見えていました。

ティラノよりも若干小型のタルボサウルス。
巨大な口は迫力があります。

こちらが正しい全身骨格。
モンゴルの博物館のメイン展示。

こんな感じで暴れまくり。

3兄弟

江戸時代の架空の神山藩を舞台にした時代小説。
3人の兄弟が主人公。
青春真っ只中の3男が大目付を務める家に婿入りし、
そこから政争に巻き込まれていきます。

読んでいてすがすがしくなる心地よい文章。
その中で展開される広どす黒い権力闘争。
黛家の3兄弟に心が熱くなります。

兄弟の絆の物語である一方、子を持つ親の物語です。

「子と申すは、よろこびだけでなく、数多のくるしみも連れてきおる。
が、くるしみの多い子ほど、いろいろな事を覚えておるものでな」
という清左衛門の言葉が心に残ります。

神山藩は、「高瀬庄左衛門御留書」でも出てきますが、時代も違うので、
主人公が交錯するところはありません。

砂原浩太郎のデビュー作。
村井長頼という前田利家の家臣が主人公の歴史小説。
無骨で要領がよくない長頼長頼が戦場の中で、
優れた主君に仕えながら成長していきます。

読んでいて気持ちのいい文章はデビュー作からでした。

半分ちょっと

台風の影響で朝から雨がふったり、やんだり、
激しくふったり、強い風が吹いたり。

1時間毎の天気予報もころころ変わります。

晴れマーク、と思って出かけたら激しい雨。

野川公園のヒガンバナはまだ半分くらい。
この天気だけに、ヒガンバナエリアも2-3人しかおらず、
ひっそりとしています。

赤色エリアは半分くらいかな。

奥のエリアは割とよく咲いています。

風に雲が飛ばされ、つかの間の日差し。
ここぞとばかりに鳴き始めるツクツクボウシ。

満開は来週末くらいでしょうか。


上から見ると不思議な形の花です。

行きはよいよい

久しぶりに長距離ジョギング。
まっすぐな多摩湖自転車歩行者道を走ると、ちょうど10km時点で、
多摩湖に着きます。

行きはよいよい。
帰りはしんどい。

道のあちこちにヒガンバナ。

帰りはへろへろで、あまり見る余裕がありません。

初勝利

先発は野村。
初回に1点取られ、今日もまたビハインドの展開。

ただ3回表にビッグイニング。
2点取って勝ち越し、そしてノーアウト満塁。
ただそこから2者凡退で打者はピッチャー野村。
そこで野村がライトに2点タイムリーを打って、4-1とリード。

さらに堂林3ラン、松山タイムリー、坂倉3ラン、そして上本のプロ初本塁打まで
出て、一挙12点!

このまま野村が抑えてくれれば、という展開だったのですが、4回裏に連打を浴び、
4点取られ降板。
そのあとの島内も2点タイムリーを浴び、6点取られ、まだ1アウト満塁。
どうも神宮で見る島内は抑えた記憶がありません。
速い球は投げるのですが。

森浦がそこをゲッツーで切り抜け、ようやくほっと一息。

6回に追加点3点を取って、ようやくヤクルトも諦めてくれたのか、
15-7で、今年の神宮観戦ようやく初勝利。

神宮最終戦なので、カープの選手がレフトスタンドにあいさつに。


今年は神宮で苦労しましたが、最後にようやく勝てました。

最終戦前

土曜日は神宮のカープ最終戦。
コロナの時は席数が限られていて、チェットが取りにくかったのですが、
制限をやめてから、またカープがあまり強くないせいもあって、チケットを
取るのが簡単になりました。

六大学が始まっているので、神宮は9月でもナイターです。

試合直前の選手たち。

ジュニアのチアを指導するつばくろう。

試合前のゆったりとしながら盛り上がっていく時間が好きです。

ちびちび

鳥調査の後のザリガニ駆除。
空も高くなりました。

今年の8月は例年よりもザリガニが多かったのですが、
9月に入って、先月よりも数が増えてきました。

かわいいちびちびザリガニ。

もっと小さく、まだ親にくっついている大量の稚ザリも...

毎週かなりの量をとっているので、残ったザリガニ達には、
いい環境になっているのかもしれません。

スッポンは相変わらず。
お茶の水池の中、下流部の遮光籠によく入ります。

コロナになってからやめていた、普及活動開始。

また一歩、コロナ前に近づきました。

ワカケだらけ

9月の鳥調査。
朝からワカケホンセイインコの群れが飛び回り。

今年になってかなり増えて感じがする井の頭のワカケ。
数年前はあまり見かけることがなかったような気がします。

多くのカメラマンがワカケを追っています。

なぜワカケ、と思っていたら、ワカケを追っていたのではなく、
ワカケを追っていたツミを追っていたようです。

数が減ったカワウ。
単管を覆う水掻き。
大きな水掻きなので、安定感があります。

冬鳥はまだ来ず、水鳥の種類は少なめ。

カワセミはあちこちに。

いつもはカメラマンの一番人気ですが、
今日は小さな猛禽が主役。
ちょっと脇役です。

53号

金曜日の朝。

午前中たまたま通りがかった英国大使館前。
半旗が掲げられていました。

夜はたまたまではない、神宮球場。

前回久しぶりにいいピッチングの大瀬良でしたが、
いきなり村上にHR。

打った瞬間に分かる、村上の53号。

そのあと逆転したのですが、うーん、残念。
今年は神宮観戦いまだ勝利なしです。

出遅れ組

朝晩が随分涼しくなりました。
日の出も遅くなり、そんなに朝早く起きなくても、
快適にジョギングできます。

今朝見かけた、ちょっと出遅れ組。

これから翅が伸びていくところ。
多分、ツクツクボウシ。

小金井公園のひまわりは満開。
ちょっと時期が遅いきがしますが。

まだ元気で咲き始め。

きらきら傘

日曜日の神宮。
珍しくライト外野席。
ヤクルト vs 中日です。

空は雲が多く、時折雨。
小雨なのでビールは大丈夫。

中日の高橋はいいピッチングをしていましたが、さすがの村上、51号。
打った瞬間にHRと分かる弾道です。

最近の応援傘は、きらきら光ります。
光る中にもにつば九郎!

野球本

久しぶりに手に取った重松清。
草野球の「ちぐさ台カープ」に集まる人々の人生を描いた小説。
リアルで、ユーモラスな語り口で、心が温まります。

辛くて、楽しいことばかりではないけれど、頑張っていこうという気になれます。

旅行会社から阪神球団に人事異動して、球団社長になった野崎勝義、
オーナーの息子から誘われて、マツダをやめてカープに入った鈴木清明。
この2人の球団フロントに入ってからの奮闘を描いているのが、
読売新聞から巨人の代表になって、ナベツネ批判で追われた清武英利。

野球人ではなく、運営側の管理者としての貴重な話が多く、
その時代を知っている人にはとても興味深く読めます。

鈴木本部長は、まだ現役(?)で、今年の秋山入団にも活躍しています。

プロ野球ももう終盤。
残り少なくなりましたが、まだ観戦予定はあるので、
もう少し応援を楽しめます。