ちがう生き方

50を前に妻と息子を亡くした下級武士の高瀬庄左衛門。
群方という村を廻る地道な仕事に励み、手慰みに絵を描く毎日。
過去にとらわれながらも、矜持をもって生きていく姿が、静謐な文章で
語られていきます。

情景を語る文章が美しく、気持ちのいい世界。
静かに進んでいく毎日かと思いきや、激動の中に巻き込まれます。

自らに言い聞かせるかのような、、

ちがう生き方があったなどというのは錯覚で、今いるおのれだけがまこと

選んだ以外の生き方があった、とは思わぬこと。

という科白が身に沁みます。

青強し

今年実戦では負けていないワイルドナイツ。
スピアーズは攻めるものの、堅い守備に阻まれトライ出来ず。

バックスも強くて、早いワイルドナイツ。

前半7-3でリードされていたスピアーズ。
ゴール前までもう少しというところで、インターセプトされてゴールまで走られTRY。

後半も点を入れられ、勝負が決まった後に最後に1トライを返して、24-10で
ワイルドナイツ勝利。

青チーム。

オレンジチーム。
両チームともに名前入りタオルが目立ちます。

スピアーズは土曜日の3位決定戦、
ワイルドナイツは日曜日の決勝戦。

決勝戦は去年と同じカードです。

オレンジと青

日曜日は秩父宮。
人でごった返すラグビー場。

リーグ戦が終わって、プレーオフが始まったリーグワン。
土曜日は花園で、1位サンゴリアスと4位のブレイブルーパス。
日曜日は2位と3位の対決です。

土曜日は曇り時々土砂降りの不安定な天気でしたが、
日曜日はきれいな五月晴れの青空が広がります。
メインとバックスのスタンドは観客で一杯。

ごっついメンバーが多い、スピアーズ。

トップリーグ最終年に優勝したワイルドナイツ。
層が厚いメンバーで、なかなか得点を許しません。

遠くから見ていてもすぐにわかる堀江さん。
ドレッドヘアーと、たくし上げた短パンは見間違えることはありません。

臨場感

土曜日は神宮。
東京六大学の春季リーグ戦も、今週と来週のみ。
今週末の明治と立教で勝ち点を上げた方が優勝です。

プロ併用日ではないので、11時プレイボール。
どんよりとした空でなんとか持っていたのですが、11時近くなるにつれて雨。

今週から、応援団が内野に戻ってきました。
内野応援席の指定はありませんが、いつもの場所に応援団。

リーダー台も設置して、応援が近くなりました。

こちらは先週まで。
応援団は外野から。


外野でも結構音が聞こえるので、これでもいいかなと思ってたのですが、
やはり側で聞くと、臨場感が違います。

3回裏に雨が土砂降りとなり、一時中断。
リーダー台では一人、相手先を見つめて立ち続けます。

試合は投手戦。
7回まで0-0。

7回表に2アウト満塁で、キャプテンの4番、というチャンスを立教が作りますが、
ここは明治が踏ん張ります。

8回にピッチャーが変わり、立教が3点先制。
このままいくかと思ったら、8回裏に明治が1点。
9回も1点をとって、2アウトまで行きましたが、ここで明治がタイムリーで同点。

サヨナラのチャンスがありましたが、ここは決められず、延長戦。
12回までは淡々と進み、引き分けに終わりました。

今年の春季リーグはサヨナラや最終回に追いつく試合が多く、力の入った試合が続きます。
これで優勝決定は月曜日以降に持ち越しです。

鬼門

水曜日は東京ドーム。
今回はレフト外野ビジター応援席。

入場制限もないので、ビジター外野はつめつめ、コロナ前の様です。
一つ空けくらいが、余裕があって丁度いいのですが。

ただ、ドーム全体では満員には程遠く、全体では、7割くらい?
内野席の端の方はかなりすいています。

先発は床田。
菊池のいい守備や、龍馬の捕殺とかあったのですが、床田の調子は
上がらず、四球を出した後にHRを打たれるという、がっかりの展開。

一方打線も湿り気味。
終盤にはいり、ようやく点が入り、盛り上がります。

今年からドームでのビール販売は、電子マネー。
QRコード決済なので、簡単に買えます。

最終回もランナーを出すものの、力及ばず。
今年のドームは鬼門です。

ハートマーク

週末は土曜日が井の頭池の水草調査だったのですが、
曇りなので、延期。
晴れた日でないと、水面から覗いても何も見えません。

ちょっと曇って肌寒い日曜日はザリガニ駆除の日。
水もちょっとひんやり。

池の中はコカナダモ、コカナダモ、コカナダモ。

コカナダモにアオミドロ。
タッグを組むと協力です。

フィンが重くて持ち上がりません。

特に七井橋付近は、進むのにも一苦労。
体力を消耗します。

遮光籠にはイトトンボの抜け殻多数。
このムスジはきれいな色が出ています。

ザリガニ罠のビニールひもに産み付けたモツゴの卵。
先週よりもちょっと大きくなったかな。

最近は大き目のザリガニがよく入ります。
以前はもう少し小型のザリが多かったのですが、
毎年駆除しているので、残ったザリガニは育ちがいいのかもしれません。

赤みが強く、ハサミの立派なザリガニだらけです。

たらいの中のたも網にいたハートマークのエサキモンキツノカメムシ。

このマークがハートに見えるので、カメムシ自体がかわいく見えてしまいます。
人の意識は不思議です。

にょろ

GW最後の日曜日は井の頭池のザリガニ駆除。
午前中はちょっと晴れました。

最近割と雨が降るので、水はよくなったものの、
水面・水中にアオミドロ、池の中はコカナダモだらけです。

フィンに絡みつくコカナダモ。

コカナダモが水の透明度を上げている部分もありますが、
これだけ繁茂すると、ツツイトモなどの在来水草が生える余地もなさそうです。

遮光籠に入っていたナマズ、ギンブナフナ、アメザリ。
いいサイズのナマズ。
胴回りも立派です。

ギンブナは大中小、スリーサイズが揃っています。

スッポンも毎回入ります。
これは中サイズ。
もうじき今年生まれも出てきます。

ザリガニ装置につけたビニールの紐に産み付けられた、モツゴの卵。
気づかず紐をもって引き上げると、ぷちぷちとした不思議な手触り。
よく見ると卵には2つの黒い目が見えてきています。

にょろにょろドジョウ。
井の頭でみることはあまりありません。

もう少し大きいにょろにょろ。
こちらは井の頭でもよく見かけます。

ココナツ好き

GW中の代々木公園。
久しぶりの代々木公園イベント、カンボジアフェスティバル。

こじんまりとしたイベントですが、好天もあり、賑やかです。

子どもに人気のカンボジアの民族楽器演奏コーナー。

強い日差しに美味しいビール。

不思議な串焼き。
3つの卵が串刺しです。

割ってみるとこんな感じ。

ゆで卵ではなく、だし巻き卵とかまぼこのような味。

この緑色のお菓子は、

緑の透けたもちもちの皮の中に、
黄色いココナツ餡の入ったスイーツ。
甘すぎず、ココナツ好きにはたまりません。

丁度読んでいた、カンボジアがちょっと出てくる本。

分かりやすいエンタメ小説。
気軽に読めます。

青い神宮

土曜日は朝から曇り。
昨日の予報では雨だったのですが、今日の予報だと一日曇り。

4月から始まった春のリーグ戦も半ばに差し掛かりました。

神宮球場は青。
外野は応援団しかいないので、青が目立ちます。

応援団が外野に移ったのは2年前。
コロナで8月開催した2年前の春季リーグ時は応援なし。
その後の秋から外野での応援が始まりました。

内野で声を出して応援出来るのはもう少し先になりそうです。

試合開始時は灰色の曇り空。

試合が進んでくると、青空が広がりました。
生ビール日和です。

と、油断していると、一転して雨。
ぽつぽつから、ざーざーとなり、試合もいったん中断。

手際よく、グランドに青いビニールシートがかけられます。

雨はすぐに止み、試合は再開。
ちょっとぬれて涼しくなりました。

はやりのポーズ

今年のGWはカレンダー通り。

GWの初日は朝からいい天気になりました。
風は涼しく、陽は強く。

朝早くからイシガメが日向ぼっこ。
首を思い切り伸ばしたり、

死んでいるように、お尻をむけたり。

奥には、ちびくろ。
杭に登って、同じポーズ。
足を投げ出すのがはやりです。

アオミドロの中に落ちている茶色いごみ袋のようなスッポン。
気温が上がると、よく日向に出てきています。

カイツブリはあちこちで抱卵、子育て中。
柳の浅場のカップル。

七井橋のラクウショウにはカワウの巣が3つ。

巣の中に頭が覗いています。

冬鳥はもういなくなり、水鳥の種類は減りました。
カイツブリ、カルガモ、カワウ、ゴイサギ、ハクセキレイ、カワセミ。

これからは昆虫の季節かな。

絶滅系

クニマス、と言えばさかなクン、というあいまいな記憶しかなかったのですが、
クニマスがいかに特異な魚なのか、その発見に至るプロセス、また過去の歴史、
そして発見後の保全に至るまでを詳しく語った本です。

日本一深い田沢湖、そこに陸封されたベニザケが独自に進化し、深場で産卵する
ようになったクニマス。その行動に興味を持った著者が、サンプルを集め、
DNA解析により、田沢湖で絶滅したクニマスを発見していきます。
外見だけでは区別がつかないため、地道な作業の積み重ねの上にようやく
クニマスと認められる長い道のりです。

西湖で生き延びていたクニマスをどうやって保護していくのか。
単に保護を説くのではなく、そこで生活している人との共存の視点から
語られるので説得力があります。

田沢湖に返すことができる日が来るのか、そしてそれをやるべきなのか、
考えさせられます。

こちらは、絶滅動物でも超有名なドードー。
不思議な国にアリスにも登場し、ドラえもんにも出てくるドードー。
(ポケモンのドードーの名前にもなっていますそのドードーが江戸時代の日本にも来ていた、という事実から、世界の博物館に残ったドードーの標本を訪ね、そしてモーリシャスにドードーの発掘に参加し、ドードーはどんな鳥だったのか、ということに迫っていく本です。

ドードーの美しい図版も多くあり楽しめます。

雨の味スタ

日曜日はまた雨。

午後から降り始めた雨。当初の予報では降水量はごくわずか。
ただ、味の素スタジアムに着いた時には、本降りに。
Division 1のリーグ戦も残り2試合。

プレーオフに出られる4位を狙う東芝ブレイブルーパスのホスト最終戦。

東芝はチアや大応援旗で盛り上げます。
雨が降っているので、応援も大変です。
旗は雨で重くなり、降ると水しぶきが飛びます。
チアも雨の中スタンツ。

相手は1位のサンゴリアス。
2週続けて雨のサンゴリアス観戦。

サンゴリアスはペナルティで3点先制したものの、東芝の
強い防御に手古摺り、攻め込めません。

雨でボールが手につかず、スクラムもモールもブレイブルーパスが優勢。

後半に盛り返すかと思いきや、
ブレイブルーパスがトライを重ね、なすすべなし。

先週ブラックラムズをノートライに抑えたサンゴリアスは、
今週は逆に抑えられました。
強かったブレイブルーパス。

ブレイブルーパスのホーム最終戦なので、セレモニー。
開始前には、ゴールポスト裏に炎が上がります。
ゴールポストに近いA席だったので、炎が上がると熱が直撃します。
雨でよく冷えていたので、心地よい熱。

雨の中、ルーパス君もチアも大喜び。
ホームなので、ラインアウトの度に脇から出てきて、応援。
お疲れ様でした。

コロナで開幕戦が中止になったり、スポンサーのNTTの2チームが不振でリーグ中に
集約が発表されたり、といろいろ逆風がありましたが(まだ終わっていませんが)、
盛り上げていきましょう。

がんばれラムズ

傘をささないで、いう秩父宮。
お客さんはみなレインコート姿。雨だと客席が華やかです。

試合はサンゴリアスがいきなりトライで先制。
その後も攻めまくり。
TMOで何度かトライが取り消されますが、それでも点差は広がります。

ラムズがんばれ。

サンゴリアスで目立つのはマッケンジー。
ボールをもって駆け抜け、パスしたとに、
あれ、こんなところに、というところの絶好のポジショニング。

アイザックルーカスは後半登場。
果敢に攻めますが、トライは取れず。

結局30-3でサンゴリアス圧勝。

怪我人が多く、連敗が続く苦しい状況。
何とかDivison 1に残ってほしいものです。

雨の秩父宮

日曜日の秩父宮のゲームはサンゴリアスのホスト。
最初はぱらぱらと降っていた雨も次第にしっかりと降ってきました。

試合前のグラウンド。
綺麗に並べられたボール。
ひとつだけ赤色です。

その赤ボールを使って、ウォーミングアップするアイザック・ルーカス。
負けが続くブラックラムズの中ですが、タフで果敢なアタックを仕掛ける好きな選手です。

こちらは微笑みの貴公子ダミアン・マッケンジー。
サンゴリアスはスター揃いです。

練習が終わって戻るブラックラムスメンバー。

こちらはサンゴリアス。

かっこいい選手たち。