跨ぐ橋

三鷹駅のちょっと西にある跨線橋。
太宰治ゆかりの、年代ものの由緒ある陸橋です。

夕陽を浴びて、もう少しで日没。

カメラを持ったおじさんたち。

ちっちゃい煉獄さん。

昭和4年建設の年代もの。
コンクリと錆びだらけの鉄枠の先に真っすぐに線路が広がります。

走る電車を上から見られる貴重な場所。
晴れていると富士山も見えます。

ただ、残念ながら撤去の方針が決まっているようです。

ライトアップ

2日間だけの夜間ライトアップの東京江戸たてもの園。
先週の土日のみ。

小雨でしたが、寒さはそれほどではありません。
日没が早いので、5時過ぎにはもう真っ暗。

暗い中、ライトアップされた建物と紅葉。

人出もそこそこ。
お祭り気分でわくわくします。

高校生作成の切り絵ランタン。
色鮮やかで、綺麗な世界の名所が輝きます。

ライトアップされると緑もきれいです。

がん

先月神宮球場で見かけたビル窓の表示。
日本青年館の窓です。

「がん」とインパクトのある言葉。
「がん保険」の案内か、「がん検診」の広告か...

左端のビルで。よく見えます。

しばらくして、もう一度みると、

なるほど。

スワローズでした。

今回の日本シリーズは各試合とも緊張感があるいい試合でした。
7戦まで見たかったので、昨日決まってちょっと残念。

よしがり

勤労感謝の日は、肉体労働の日。
井の頭池のお茶の水池浅場の整備。

枯れたヨシを鎌で刈って除去。水質の浄化に役立ちます。

サクサク刈れますが、しゃがんでいるので、腰にはあまりよくありません。

冬眠間近のアオダイショウ。
動作もゆっくり。

作業の始めの時は曇っていたのですが、終わるころには青空も。
ちょっとさっぱりしました。

惜敗

土曜日の秩父宮ラグビー場。
今年初観戦です。

先日の神宮球場ではアルコール解禁でしたが、秩父宮はまだアルコール禁止。
泡が美味しい、生ノンアルコールビール。

第1試合は筑波 vs 立教。
前半は互角、後半に入って立教が一時リードしたのですが、
地力に勝る筑波が逆転、突き放して勝利。

第2試合は午後2時開始ですが、
影が長ーく伸び、日差しもちょっと頼りなげ。

全勝同士の明治 vs 帝京。
前半は帝京が押しっぱなし。明治はボールを持つとすぐに抑え込まれ
ほとんど攻撃できず、0-14で、前半終了。


後半は前半とは逆の展開。
明治が終始押していたのですが、あと1歩というところで及ばず、1トライのみ。

ロースコアの緊迫した試合であっという間の80分。

次はリーグ戦最後の明早戦です。

さよなら単管

土曜日は今年最後の池中での活動。
お茶の水池の水生物園側に残っていたザリ装置の引き上げとモニタリング調査。

透明度がいいので、ザリ装置がよく見えます。

ザリ装置に入るのは、ウキゴリ、ザリガニと

ザスジエビ多数。

水生物園も色づいてきました。

お茶の水池と弁天池に残っていた単管。

ザリ装置を設置するために打ち込んだ単管。
最初に打ち込んだのは、2019年3月
今年の4月にも引き抜いたのですが、今回残っていた単管をすべて撤去。

天気がいいので、コカナダモもよく見えます。

水温は13度そこそこなのですが、まだまだ元気。
このまま冬を越しそうです。

銀杏三昧

外苑の銀杏並木。
高く伸びた黄色の尖塔が並びます。
秩父宮の入り口付近。

同じようなシルエットが不思議です。
高さもぼぼお揃い。

日が傾いてくると黄色が濃くなります。

いちょう祭りはやっていませんが、
コロナ前のような人出です。

並木の下は暖かく明るい黄色の世界。

まだ緑の木もあるので、楽しめそうです。

紅葉はじめ

日曜日はよく晴れました。
久しぶりに野川公園へ。
昆虫たちは少なくなり、代わりに紅葉がはじまりました。

昔はのゴルフ場だった、気持ちのいい広い芝生の広場。

野川公園と隣接した武蔵野公園。
ここのドジョウ池の周りには背の高い薄。

見上げると濃い青空。
夏とは違う、すっきりとした青です。

日陰は肌寒く感じられます。

ひしめきひしめき

鳥調査の後は、ザリガニ駆除。
今年の池中での活動もあと2回。
お茶の水池の遮光籠回収です。

天気がよく、透明度もよく、コカナダモの群生がよく見えます。

池の中はコカナダモひしめきひしめき。

水温が下がり、活動量は減っているはずですが、
ザリガニはそこそこ入ります。

脱皮したての柔らかザリガニ。

こちらはカチカチ元気なザリガニ。

久しぶりのイシガメ。
目がくりくりしてイケメンです。

肉食系

井の頭池のもみじの紅葉はもう少し後。
ラクウショウが色づき始めました。

土曜日は鳥調査。
冬のカモ類が増えて、賑やかになってきました。
キンクロ、ハシビロ、マガモ、ヒドリガモ、ホシガモ。

まだ子育てしているカイツブリも。

ただ一番人気は、こいつ。

池のそばの杭で、獲物を狙います。

木の枝で休んでいたと思ったら、いきなりダイブ。

嘴の長さは顔と同じくらいある巨大サイズ。
きれいな肉食系です。

足長の季節

靖国神社の銀杏もぼちぼち色づいてきました。

朝日を浴びて、金色に輝きます。

空もいい色です。

朝は濃い青なのですが、午後はすぐに青が薄くなってきます。
こちらは小金井公園。

足も長くなります。

鬼大師

平成29年に国宝となった深大寺の釈迦如来像は今は国立博物館に
あって見られませんが、釈迦如来像とともに出開帳された元三大師像
の記念に公開されている鬼大師。

巨大な元三大師像の中に収められていた鬼大師。
ちょっと怖くて、ユーモラスなお姿でした。

緊急事態宣言が終わって、人出が多くなった深大寺。
賑やかな雰囲気は久しぶりです。

ビールも飲めるようになりました。
ホッピーが作っている深大寺ビール。
コクがあるけど、すっきりとした味わいです。

午後は日が傾くのが早くなります。

近くで栽培されていたそばの花。
小さくてかわいい花です。

愛なし

書名からイメージしたのとは、大きく異なる、愛情に溢れた小説。
美しい装丁の表紙には、愛情の対象となるシロイヌナズナが大きく描かれています。

主人公は、本郷の大学近くの洋食屋に弟子入りした藤丸と、
大学院で植物研究に邁進する本村。
この小説の心地よさは、この2人と、周囲の人々のキャラクター。


天然で真っすぐな藤丸。人よりも植物を選んだ研究一筋の本村。
二人の生真面目でユーモラスなやりとりが、爽やかです。

藤丸が働いている洋食屋、本村の研究室の人々も個性的で生き生きと描かれています。

ちょっと複雑で長い研究描写もありますが、読んでいると幸せになれます。

日本中で年間300件も浅瀬や陸に打ち上げられるクジラの死骸。


ストランディングと言われるその個体を日本一解剖した
国立科学博物館勤務の著者が海洋哺乳類について語ったエッセイ。

いつ、どこでストランディング個体が出るかわからないので、
連絡を受けたらすぐに飛んでいき、時間と戦いながら、
自治体と交渉して、重機を手配して、
血まみれになりながら解剖して標本を作る主人公。

イルカ、クジラがどのように生活して、なぜストランディングするのか、
それを知るために、解剖していく著者の思いが伝わってきます。

うじゃうじゃ楽園

お茶の水池の右岸から池中にかけて広がるコカナダモ。

他のエリアに広がるコカナダモはちょっと茶色くなって
あまり元気がなさそうなのですが、ここのコカナダモは
まだきれいな緑色をしています。

水中はこんな感じ。

まるでサンゴ礁のように浅く、広がります。

水中はうじゃうじゃ、コカナダモの楽園です。

片付けはじめ

先週からぼちぼちお片付け。
先週はボート池の半分。

今週はボート池の残り半分と弁天池のザリガニ装置と遮光籠の引き上げ。

お茶の水池は来週片付けなので、今週はまだ普通の活動です。

天気がいい日は、池は青が濃くなります。

水温が下がり、生き物の活動量も落ちてきたので、罠に入る量も減ってきました。
ナマズは入らず、アメザリ、スジエビ、テナガエビ、ギンブナにウキゴリ。

ぬめっとした感じのウキゴリ。

ギンヤンマはヤゴで冬超え。

ザリガニはぼちぼち。

引き揚げてきた遮光籠とザリガニ装置を解体して、
高圧洗浄機で洗います。

1年間お世話になりました。

いきものたち


当日は生き物とりはなかったのですが、
仕掛けに入った生き物を展示。

立派なウナギ2匹に、巨大なドブガイ。

クロベンケイガニは岸に穴を掘っていて、たまに出てきます。

ただ、生き物は全体的に少な目。
普通は泥水の中で飛び跳ねている小魚やエビがいるのですが、
あまり見かけません。

アカミミ1匹。

新しい布ポスター。

環境省のアメリカザリガニ拡散防止PR 第2弾。

わかりやすい解説です。

泥洗いは綾瀬川の水。

河原で水切り。

ビオトープの歴史と、大曾根の歴史を説明した看板。


暴力性が印象的な民話「蛇橋」。

蛇は恨みをもった人の化身です。

どろゲーム

文化の日は、大曾根ビオトープのかいぼり。

大曾根ビオトープは綾瀬川とつながった池を整備したところで、貴重な葦原エリア。
だんだん泥がたまって、浅くなってきたので、再び水深を深くして、
水をきれいに、生き物を増やすために、泥を掻き出します。

開始前。

これから2時間後が干潮のピーク。それまでに、手前の泥をけずり、
奥の池から水が流れるように澪筋を掘ります。

持ち物はスコップと鋤簾。
鋤簾は鬼ブランド。

泥は深いところは腰まで。
腰までつかると、移動するのが結構大変です。

少し浅いところで、鋤簾を振って、澪筋作り。
奥の池から泥水が流れるように、筋を作ります。

陸からは、鉄のとげとげした塊を引っ張って、溝作り。
掘る場所をくっきりとつけてくれるので、その周りの筋を広げます。

とりあえず澪筋完成。
より深く、しっかりした筋にするために、たらいをもって泥水を押し流します。
まだきっちりとした筋ではないので、進むだけでも体力を使います。

足を取られると、泥にはまって動けなくなります。

何度か往復して、ようやく通れるようになった後は人海戦術。

列になって、たらいを抱えて泥水を押し流しながら進みます。

ただ、まったく知らない人が見ると、結構シュールな光景です。

いい大人がたらいを持って、もくもくと泥の中を一列に行進。

何が目的なのか、

それとも、罰ゲームなのか。

最後はビール

雨で中止になった神宮最終戦の振替え試合。
セリーグの最終試合となりました。

先々週はアルコールは販売していませんでしたが、
ようやく解禁!

待っていました、生ビール!

カープ先発はルーキードラ4の小林。
村上から三振を取ったり、小気味のいいピッチング。

5-0と先制したので、なんとか5回まで投げて勝ち投手と思っていたのですが、
そんなに甘くなく、4回につかまり逆転されて途中降板。

今シーズンで引退するヤクルトの雄平の最終試合。
6回の守備から登場。7回にはレフト前ヒット。

西川の3ランで逆転。
3点以内のリードで9回は栗林。

宮本に初被弾するものの、最後は青木を三振に取り、37セーブ。

神宮の最終試合なので、レフト側スタンドに挨拶に来てくれました。

ヤクルトは優勝ペナント受け取り。

去年の最下位からの大躍進。
CS、日本シリーズで頑張って下さい。