昭和の終わりから、平成が終わるまでの18歳の高校生のお話。
四日市の高校で生徒たちに学校で飼われた捨てられたコ―シローという犬が見守る高校生の物語の5つの連作。
それぞれの物語出てくる高校生たちは、年代が別ですが、共通する人物もいて、単なる高校時代の揺れ惑う物語とともに、高校を卒業して、いろんな経験をしていく、成長の物語も味わえます。
最後はとても心が温かくなる、いいエンディングでした。
こちらは日々のニュースを見ていく時に参考になるベストセラー本。
今のこの post-truthの時代だからこそ必要な、事実に基づく世界の見方がどうしたら出来るのか、我々が事実に基づかず判断する傾向、癖を明らかにしてくれます。
常に心掛けておく必要があることに気づかされます。