土曜日の大瀬は水温が20度前後。
10mのところにサーモクラインがあって、それ以浅は暖かく、
寒さは感じません。
水中は割と普通でしたが、昔より潜る頻度が減ったので、
普通でも十分楽しめます。
ちょっとラスタっぽく
東北の架空の場所を舞台に、海洋資源と原発をめぐって、
陰謀が取り巻いていきます。
主人公はその村で育った両親を亡くした姉弟。
海で姿を消して米国に渡っていた姉、海で姿を消そうとした弟。
閉塞感に満ちた、寂れゆく故郷。
色んな話が進み、スピードの速い展開であっという間に
読めます。
東北地方と原発を襲う大地震は抑えめに書かれています。
ちょっと無理のある設定もありますが、スケールが大きく面白い小説です。
表紙はとても美しい水中写真なのですが、写っているのがどう見ても、
東北にはいない魚(ハナダイ)なのがちょっとマイナスポイントです。
漢王朝を復活させた洪武帝劉秀の物語。
漢王朝を簒奪した王莽の時代、
傍流で、養子に出されていた三男の劉秀が
だんだんと頭角を現していく青年時代が
とても魅力的に描かれています。
後半はちょっとあっさりしているところが
ありますが、題名のような爽やかな読後感です。
文庫は地図が最初についているのですが、
色んな地名が出てきてすぐに地理感が分からなく
なるので、切り離しできるようにしてほしいです。
(自分で切ればいいのですが。)
日曜日はビール工場巡り。
府中のサントリー工場、生麦のキリン工場、船橋のサッポロ工場に行ってきました。
と言っても、個人でそんなに回れる訳はなく、妻が見つけてきたバスツアー。
思う存分飲めるツアーです。(と言っても試飲は、2-3杯限定ですが。)
まずは府中のサントリー工場。
ここは去年の夏に行ったので、2度目です。
麦芽を齧って、製造工程の見学をした後、試飲は
プレモルとモルツドラフト。合わせて3杯まで。
午前中から飲むビールは最高です。
バスの中で弁当を食べて、次は生麦のキリン工場。
ここはレストランや庭園、ビオトープがあって、施設は充実しています。
ビールの3要素である、麦芽とホップと水のレクチャーと製造工程を見学して、さあ、試飲。
ここでは最初にフローズン一番搾り。あとは普通の一番搾りと黒。
制限3杯。
最後は船橋のサッポロ工場。ここもビール工場の隣にビール園
の施設もあります。
ここでは製造工程、よりも、サッポロ黒ラベルの歴史がメインでした。
もうビールはいいかな、という気分だったのですが、出てきた黒ラベルが
美味しかった!ここはロンググラスで2杯です。
バスに乗ってはビールを飲んで、またバスに乗ってビールを飲んで、と
お気楽極楽ツアーでした。
3つのツアーの中で、一番垢ぬけていたのがサントリー。
試飲エリアがゴージャスでした。ビールもプレモルだし。
キリンはビールがイマイチ。フローズンは好きだけどやっぱり
もっと一番搾りの美味しさで勝負してほしかったなあ。
サッポロは意外と言ったら失礼ですが、黒ラベルが美味しかった。
普段は選択肢には入らないのですが、今後は飲もうかな。
サッポロの工場は海沿いにあって、隣に南極観測船の「しらせ」が停泊中。
ここで余生を過ごしているようです。
いい天気になりました。
朝からボール遊び。