月: 2011年9月
セミも終わり
台風が去って、一気に寒くなりました。
先週までは朝もセミが鳴いていましたが、今週はもう鳴いていません。
マンションの廊下やベランダで弱ったアブラゼミをよく見かけたのですが、流石にいなくなりました。
ロボの散歩の時によく見かけたアブラゼミの死体もほとんど見かけなくなりました。昔はアブラゼミを食べていたこともありましたが (^^ ;
道で見かけるセミの死体はなぜかアブラゼミが圧倒的です。個体数が多いせいなのか、よく目立つからなのか。たまーにミンミンゼミも落ちていますが、今年見かけたのは2個体位。一方アブラゼミは100は見ているとおもうので、50:1の比率です。あとはニイニイゼミ1、ツクツクホウシ1と、ほとんど見かけません。ニイニイゼミは数からするともう少し見かけてもよさそうですが。
日が落ちるのも随分短くなったので、もうじき金木犀です。そういえば今年は少し遅目かな。
草まみれの至福
台風無残
連休読書
ロケットエンジンの研究者から町工場の社長を継いだ主人公。その町工場でロケットエンジンの部品を作る、という夢を追っていくサクセスストーリー。大企業の訴訟攻撃、馬鹿にした態度、嫌がらせに耐え、夢に向かってひとつひとつ進んでいく、痛快な物語になっています。
夢に向かって、というけれど社内が最初から一丸となって、という訳ではなく、ばらばらの社内がだんだんとまとまっていく過程が上手く描かれています。
ロケットを描いた小説には、夏のロケット、2005年のロケットボーイズ、と青春ものでいい小説ががありましたが、それの大人版、です。
18篇の短編集。家族がテーマになったブラックなショートショートです。
黒い星新一、といったところでしょうか、最後の最後でどんでん返しがあります。
最後の一行だけが、めくらないと読めないように違うページになっています。
一気に読むと疲れるので、少しずつ楽しむのがいいのかもしれません。
運動会
運動会日和
昼間にジョギング
桜の災難
がんばれ半翅目
カメレオンを飼いたい
個人的な心の叫びではなく、本の題名。
図書館で題名を見てすかさず借りた本。
子供の本ですが、楽しく読めます、と言ってもカメレオン自体は
出てきません。
カメレオンを飼いたい、カメレオンのように目立たなく生きたい、
将来は市役所に勤めたいと思っていたシニカルな中学生が
変わっていくお話。
カメレオンと言ってもコノハからパーソンまでいろいろいるので、
どのカメレオンなのか言及してほしかったところです。
最初はルディスのような割と地味なカメレオンを目指していた
のが、パンサーのように様々な色を出せるエキサイティングな
カメレオン志向に変わっていきます。
昭和30年代の大阪の下町生まれの「作田又作」の子供時代から31歳に至るまでの、破天荒な行き当たりばったりの人生。
次から次へと失恋をしては、すべてを失って流されていく、人生を舐めている主人公の生き方に圧倒されます。
荒れた中高生活を経て、スーパー勤務。すぐに辞めて、一転して大学を目指し、名門校に入学したものの中退。その日暮らしのような生活から、ようやくレコード会社で仕事の喜びを覚えたかと思ったら失恋して根室へ。ウニの密漁の手伝いから自ら船を購入して本格的な密漁生活。その生活も破綻して大阪で結婚。放送作家として生活が軌道に乗ったところで、離婚。抜け殻のようになってバンコクへ。バンコクでようやく自分の女性に対する固定概念に気づかされ、大阪に戻ります。
身近にいると大変ですね、この主人公。
ぼちぼちコスモスとビキニおやじ
文化祭
強面
麹町のサル
にやり
秋になっちゃった
ちょっと残念